じゃあ結婚に失敗したら、就活も失敗するってこと?
そうではありません。
何が同じかと言うと、白馬の王子様はいくら待てどもやってこないということです。
彼氏や彼女が欲しいな~と思った時、出会いがないとか、いい人が身近にいないってことありませんか?
就活も同じです。
待っているだけで「採用しますよ!」と言ってくれる企業は出てきませんし、そもそもあなたが求職中だってことどころか、あなたの存在すら知らないのです。
自分の思い通りになることばかりではない。
婚活にしろ、就活にしろ、お相手がいることは自分の軸だけではうまくいきません。
まずは見えている範囲で探そうとしないこと、自分の好みのタイプだけを追わないこと。
キャリアは一歩一歩確実にでもお伝えした通り、「まずは働く」自分になることが大切です。
まずは彼氏彼女がいなければ、その先の結婚はありえませんからね。
たまに0日婚なんて方もいらっしゃいますが、まれですよね。
普通は長く一緒にいられるかどうか付き合ってみるとか、友達から始めてみるところじゃないでしょうか?
付き合ったら変わるとか、一緒に住んでみたら価値観合わなくて結婚に至らなかったとか。
要は就活においての応募書類は「ラブレター」
面接は「お見合い」なのです。
実際の婚活なら「まずは付き合ってみよう」は「実際に働いてみよう」となるので、若干違ってくることも多いのですが。
例えば履歴書に貼ってある顔写真が「好みのタイプじゃないから」と面接に呼ばないとか、0ではないですがそんな会社で働いても幸せになれないので無視していいです。
あなたの幸せを考えた時、「長く一緒にいられそう」な人は、どんな方でしょうか?
あなたは初対面の方とお付き合いしたいなと思った時、
「私はバツイチで、子供も二人います。家事はあまり得意ではありません。こんな私でも良かったら付き合ってください。」
こんな告白するでしょうか?
気持ちはわかります。
大した職歴もないし、ブランクもあるし、ましてや母子家庭・・・・
こんな私でも雇ってくれる会社があるなら・・・
こうお思いかもしれませんが、ここは婚活とは違います。
これは企業に向けて「こんなダメな私ですが、まるっと受け止めて養ってください。」
と言っているのと同じです。
「そんなつもりないです。ただ自信も経験もないだけです。」
こんなあなたの本心は、企業は読み解いてくれませんよ。
婚活だったら人によっては「正直な人だな、守ってあげたいな」と思ってくれる人が現れるかもしれません。
それでもまだお互いをしっかりと理解してない時にあまり正直すぎる人は、少し引かれてしまうかもしれません。
企業はお給料を払って、あなたに仕事をして欲しいのです。
つまりお給料を払う価値のある人が欲しいのです。
じゃあ私にそんな価値ないです・・・
なんて諦めないでください。
あなたに自信がなくても、あなたの魅力は必ずあります。
どんな人にもそれぞれの魅力があって、その魅力を伝える術を知らないだけ。
徐々に経験値を上げていくことで、自信もついてくるし自分できちんと魅力を伝えられるようになります。
婚活と違うのは、何度転職は繰り返してもいいってことです。
ただしそのスパンや方向性を間違えると、「仕事が長続きしない人」の履歴書になってしまうので、そこは気を付けないといけませんが。
それに今の日本の転職市場は、終身雇用とか年功序列はごく一部を除けば、ほぼ死語です。
政府が「企業は副業を認める方向で検討することが適当である」なんて、日本の経済力が落ちている一面もあるなと思います。
もちろん良いこともあります。
本業以外のスキルを磨けるとか、本業にプラスするので収入も上がるとか。
終身雇用などで、働く社員の雇用を守り、社員を定年まで守り続けることが難しくなったんだなと思います。
要は「結婚して一生養ってあげるね!だから浮気しないでね」という当たり前の結婚観が、「浮気してもいいよ。その代わりに最低限のことしかできないかも」ということですね。
政府が要請しようと、会社にその体力があれば「副業禁止」としているところもありますし、政府が言ってるから仕方なく許可するけど、ちゃんと社員を守るからあんまり推奨はしないなって会社もあります。
私は推奨でも禁止でも、どちらが良いということはないと思います。
ただ時代が変わり、雇用情勢も変わっている中での就活は今までとは違うということをお伝えしたいです。
つまりは自分自身で生き抜いていく力を、ちゃんと持っていなければいけなくなっているということです。
私自身は15年ほど前からずっとWワークで生きてきましたし、メリットも充分に感じています。
就活ということからは少し逸れますが、こんな風にあなたの将来のキャリアまで考えていくのが就活では必要になります。
そういった意味での「就活と婚活はほぼ同じ」ということですね。
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