自信のない人は謙遜してはいけない

準備編

自分はそのままでいいと思うこと

謙遜とは
へりくだること。控え目な態度をとること。また、そのさま

goo辞書 国語辞書より

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%AC%99%E9%81%9C/

自信のある人が傲慢にならない為に、謙遜するのは良いのですが、自信のない人が謙遜すると、ますます自己肯定感が低くなります。

しかし自己肯定感が低いことは、悪いことではありません。
そもそも自己肯定感の低いあなたに「自己肯定感を高くしてください」と言ったところで、即上がるといったものではありません。
自己肯定感とは「そのままの自分でいいんだ」と自分で自分を認めてあげることです。
すぐにでもは難しくても、あなたはあなたにしかない魅力が必ずあります。
「何もない」と思っている人は、気づいていないだけです。
だから「そのままの自分でいいんだ」と思えることが、実は幸せな転職をするための第一歩なのです。

そもそも自分に自信がある方もない方も関係なく、悩まない人はいません。
就活においても、求職中は求職中の悩みや不安、内定が出たら内定が出た悩みや不安、仕事をするようになれば働く上での悩みや不安。
ステージは違えども、全く不安も悩みもない人はいないのです。

応募は怖がらなくて大丈夫

応募を怖がって一歩踏み出すことができなければ、そもそもあなたにとっての良いお相手と巡り合える機会も逃してしまいます。
あなたはありのままで、「一緒に働きたい」と思ってくださる企業に採用にならなければ、長くは続きません。
応募とは、「あなたのことを知ってもらう」ためのもの。
あなたが働きたいと思っていることは、企業側は知りません。
「あなたという存在」が「働きたい」と思っている意思表示をする為のものです。

必ず同時並行で進める

恋愛であれば、一人一人に誠心誠意向き合うものですが、就活はちょっと違います。
真摯に向き合うことは大事ですが、一人だけに真摯に向き合い過ぎるとあなたの自己肯定感を下げる要因になりかねません。
1社の履歴書を一生懸命これでもかと熱烈なラブレターを書いて、面接でもこれでもかと熱意を語り、数週間から1カ月ほどその返事を待ち、結果が「お祈りメール」だった時の落胆は想像だけでもしんどいですね。

就職活動中は、まず出会いを増やすことが大事です。
あなたにとって良い相手かどうかを見極めるためには、比較検討対象が必ず必要です。
会った瞬間ビビッときて、最初に運命の相手と会える可能性は、運でしかありません。
面接はお互いの価値観のすり合わせの場でもあります。
「緊張して何を聞かれたか、何を答えたか全く覚えていません」は、ものすごくもったいないことです。
雇用契約書にサインをするまでは、あなたと企業は対等です。
あなたのベストを選択するために、たくさんの企業と会ってみてください。

企業側には「こんな感じの人がいい」という希望はもちろんあります。
逆に「こんな感じの人がいい」と考えていても、書類や面接で「思っていた人とは違うけど、この方なら大丈夫そうだ」と思ってもらえることもあります。
そういった意味で失敗を恐れて行動できないことは、自らチャンスを逃すことになります。
ある程度の場数を踏むことも重要なので、失敗を恐れず応募には積極的になっていただきたいと思います。

失敗を恐れずに行動するためには

まずあなたが「そのままの自分でいい」と思うこと。
その上であなたにしかない魅力をお伝えすること。
これで不採用になるのであれば、採用になっていたとしてもあなたの転職後は幸せとは思いません。
あなたの良さがわからない企業で働く必要などありません。
不採用=失敗でもありません。
だから不採用になっても良いのです。
不採用を怖がりすぎて、一歩踏み出せなければ、まだ見ぬ良いお相手に会えることは一生ないのです。

あなたがどれだけ好きでも、相手が同じ気持ちでいてくれるとは限りません。
あなたが好きな気持ちと同じか、それ以上にあなたのことを好きになってくれる企業でなければ意味がありません。
これは就活も婚活も同じです。
より良い転職にするために、一歩を踏み出せる準備をしていきましょう。

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