これからお仕事を探したいと思っているお母さんにとって、一番の心配はお子さんのことだと思います。
保育園と仕事、どちらが先かという話をしたいと思います。
仕事と保育園どっちが先?
保育園は仕事がないと入園が難しい。
仕事は子供の預け先が決まっていなければ採用が難しい。
じゃあ、どうすれば?という話です。
一般的には保育園は求職中でも入園することは可能です。
しかし地域や園によっても違いますし、求職中でも申し込み自体は可能でも、実際に入園することは難しいこともあります。
保育園激戦区は仕事が先
私は愛知県に在住ですが、当時はその中でも超激戦区の地域に住んでいました。
この場合は絶対に仕事が先です。
認可保育園に関わらず、認可外でもとにかく子供さんの預け先を探してください。
私自身は、実際仕事をしていても、希望の保育園に入園することは不可能でした。
当時の私の状況
- 娘2才
- フルタイムパート残業あり
- 土日祝休み
希望園
- 自宅から近い
- 残業時間とお迎え時間も加味し、保育時間が19時まで
実は後から知ったのですが、第一希望の園は、比較的新しく設備もきれいで、評判も良い超人気園だったのです。
認可外に預けた状態で、月5万程の保育費を払い続けて半年以上。
にも関わらず、一向に入園のお知らせは届きませんでした。
もちろん希望順位は全て記入済み。家から通える範囲の保育園を全て書いていました。
「これはヤバイ」と思い、範囲を広げることにしました。
当時私は、家から車で20分ほどの会社で働いていました。
そもそも家の近くで保育園を探すのはやめて、職場近くの保育園に希望を変えました。
直接保育園に問い合わせて、「空きありますよ」とのお返事をいただいたので、すぐに役所で申し込み、次月から入園となりました。
今までの半年間が嘘のようです・・・・。
電話と手続きの1日程度で保育園に入れるなら、もっと早く手続きすれば良かった・・・
私も一人目の子供だったし、近所のお母さん達はみんな近所の園だったので、「近所で」という固定概念に囚われていた気がします。
特に政令指定都市では「区」ではなく、「市内」ならどこの保育園でも入れるはずです。
職場近くではなくても、家から職場までの道中で、激戦区ではない地域であれば良いと思います。
また職場近くの園を選ぶことでお迎えの時間短縮にもなるので、保育園の開園時間も幅が広がると思います。
私の場合ですと家から車で20分でしたが、渋滞なども加味して最低でも仕事が終わってからお迎えまで30分は必要です。
残業プラス30分が可能な保育園を探さないといけないですが、職場から10分以内の保育園ならあまり気にしなくても良くなります。
また私の職場は良い方達ばかりで、最悪どうしてもの時は子供を職場に連れてきて続きの仕事を終わらせて帰るということも可能でした。
これも職場近くの保育園だからできたことだと思います。
保育園激戦区でなければ、保育園の確保が先
激戦区でなければ、保育園の確保が先です。
求職中でも入園可能な状況であれば、まず安心してお子さんを預けられる先を探してください。
お子さんを預ける先が決まっていれば、仕事も探しやすくなります。
また保育時間などが確定しているので、「保育園のお迎えに間に合う、何時までなら残業も可能です。」と具体的に回答できるようになります。
選考の時点で、未来の未定のことを話されても、企業側は未確定で採用することは難しいのです。
保育園は「保育に欠けている人」が優先
これからお仕事を探そうとしているお母さんにとっては悩ましい問題ですが、激戦区ならまずは「保育に欠けている人」=「すでに働いていて保育園以外に子供を預けている人」になるのが先です。
地域柄、待機児童がなく、求職中でも入園できそうなら保育園を先に確保しましょう。
「子供の預け先は確保している」と自信を持って言えるだけで、仕事探しも各段に変わってきます。
認可方式にはこだわらず、園の方針や先生の人柄にこだわる
保育園に関わらず「子供の預け先」という意味では、仕事が先と言いつつもこちらが先なのかもしれませんが、私は仕事を先に決めました。
事前に近くの認可外託児施設に伺って説明していただいて、「採用になったらまた連絡します」とお伝えしておきました。
託児施設は認可外なので心配だと思われる方も多いと思うので、実際問い合わせや施設見学などをさせていただいてください。
施設の方針や先生方の人柄などは重要です。実際に預けられているお子さん達の表情も大事ですね。
この時点であまり積極的ではない園は見送った方がいいかもしれません。
良い園は先生方も自信や誇りを持ってお仕事されています。
「不安でしょうから、ここも見てください。なんでも聞いてください。」というスタンスで、問い合わせに応じてくれます。
ただ、すで預けられているお子さんの安全面などのために、突然の訪問は避けてください。
基本的にはお子さんの数に応じて保育士さんなどを確保しているので、説明のために抜けられないということもあるかもしれません。
私は過去、引っ越しも多かったり、シングルということもあり、昼間だけではなく夜間などの万が一の時の為の施設も確保していたので、託児施設は複数利用しました。
結果、安心して預けることができたのは、事前の説明や見学が丁寧だった園ばかりでした。
認可外施設のメリット
認可外施設の良い点は、利用したいサービスなどを選択できることです。
一時期、泊りの出張が年2回ほどある仕事もしていましたので、宿泊もできる託児施設にもお世話になりました。
通常の認可保育園は、夜間や休日の対応は限られた園のみとなることが多いですが、今は働く曜日や時間も多様化しています。
こういった施設を確保することで、お仕事を選ぶ幅も広がるのがメリットですね。
認可保育園は例外は一切認められませんが、認可外は施設側の方針によっては認可保育園に比べて柔軟に対応していただけることもあります。
また認可保育所を転園することは難しい面もあるかもしれません。
認可外であれば、先生との相性、施設の方針も合わなかった場合は利用を辞めることも簡単にできます。
いずれにしてもお母さんが安心してお子さんを預けられないと、お仕事にも支障をきたします。
就活同様、しっかりと調べて準備をすることが大切です。
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