なぜ仕事がしたいですか?

準備編

そもそもあなたが仕事をしたい理由って何でしょうか?
生活費を稼がなきゃ
時間の有効活用をしたい
家事や育児から離れる時間が欲しい
働くには色々な理由があると思います。

目的がないとどこに走っていけばいいのかわからない

まず[履歴書を書いてみよう]でもお伝えしましたが、過去の自分を思い返してみて、何かキャリアのヒントが見つかりましたでしょうか?
どんなことでもそうですが、まずは目的地が決まらないとどこへも行けません。
逆に目的地さえ決まれば、手段はいくらでもあります。
例えば「どこでもいいから旅行がしたい」と何も考えないまま、検索だけして悩むだけ悩んで終わってしまったということはありませんか?
「景色のいい所に行きたい」
「寒い所に行きたい」
「まったり温泉に入りたい」
なんでもいいので「どうしたいか」があれば、それを元に探すことができますし、「海の見える所に旅行に行きたい」と誰かに言えば、オススメの場所を教えてくれるかもしれません。
行先を先に決めた上で、いつ行くのか、何日の行程なのか、予算はいくらなのかで手段はおのずと決まります。
もちろん逆でも構いません。
先に自分の予算、日程などから、予約できる旅先を決めても構いません。

目的があればおのずと計画も立てられる

行先が決定すれば、途中通過点が決まりますね。
何時までに東京を通過しないと、予約の時間に宿に間に合わないねという計画が立てられるようになります。
これはキャリアでも同じことです。
まず「何のために働きたいのか」これがないと、目的を見失います。
例えば離婚することが決まっていて、早く収入を得ないと行けないのに、「絶対にここじゃなきゃ行きたくない!」となってしまうと採用を勝ち取ることは難しいのです。
まずはいち早く収入を得ることを優先に、行先を決めなくては行けません。
「すぐ働きたいわけではないけど、早め早めに準備しよう」という方は、ゆっくり考える時間があると思います。
しかし「なぜ働きたいのか」「自分はどうなっていきたいのか」がないままだと、ぼんやりこんな風になれたらいいな・・・で終わってしまいます。
時間的に余裕がなければ現実的に考えざるを得ませんが、時間に余裕があればあるほど現実的に考えるのは難しくなるものです。
だからこそ「なぜ働きたいのか」「自分はどうしたいのか」を、まず明確にしましょう。

本当に大事なことを絞ろう

自分がどうしたいかが決まれば、次に下記のことを絞ってみましょう。

  1. 絶対に譲れないもの1つ
  2. 譲れないもの2つ
  3. 叶えられたら嬉しいもの3つ

例えばお子さんの保育園が18時までだとしましょう。
自分しかお迎えに行ける人がいないのなら、絶対に譲れないことは「18時に保育園にお迎えに行けること」です。
お迎えに協力してくれる人がいるとか、使えるサービスを利用できる人は一旦「叶えられたら嬉しいこと」になります。
もちろん「収入が第一」で、お迎えに関しては何とかなるので「残業して稼ぎたい」と思っている人は「叶えられたら嬉しいこと」にも入れる必要はありません。
この時注意しなくてはいけないのは、より明確にすることです。
だから「17時までに終わる仕事を探す」のではく、あくまでも譲れないのは「18時に保育園にお迎えに行けること」です。
家から30分圏内であれば、17時30分、場所によっては17時45分までに終わる仕事ができるかもしれません。

収入にそこまでこだわりがないのでしたら、通勤時間は2時間までなら大丈夫だから16時くらいまでは仕事したいとか。
自分の背景や「どうしていきたいのか」をもとに、ひとつひとつ当てはめて条件を決めてみてください。

あれもこれも叶えたい・・・

条件を挙げていくと、どうしてもわがままになりがちになることもありますよね。
こんな時も今一度下記をしっかり明確かどうかを確認してみましょう。

  • なぜ仕事がしたいのか
  • 何のために仕事をするのか
  • どうなりたいのか

ここが明確であれば、あまりブレてしまうことはないと思います。
迷いやブレが出てくる時は、もしかしたら自分の中の軸がまだ決まってないのかもしれません。
今一度自分と向き合ってみてください。
自分だけでは答えが出ないのなら、家族でもお友達でもまずは信頼できる方に話を聞いてもらうのも良いですね。
転職活動は客観的な目を入れれば入れるほど良いのです。
一人で転職活動をすると、それだけで視野が狭くなり上手くいかないことが多いのです。
自分の視野だけで見えていないことが見えてくると、新しい選択肢や手段も発掘できるかもしれません。
そして最後は必ず自分で答えを出してください。
視野を広げるために、色々な人に相談したり意見を聞いたりするのは良いことですが、あなたの答えはあなたの中にしかありません。
誰かの出した答えでは、あなたにとって最善の策かどうかはわからないのです。

無理だと思ったら潔く辞めていい

自分の決めた選択肢は、必ずやってみて継続するかどうかを決めれば良いのです。
やり始めたことは諦めず継続しようという人もいますが、それも自分でやってみなければわからないと思うのです。

  • できない
  • 難しい
  • 自分には向いていないかも

これは全て結果論の話です。
やってみて初めてわかることです。
あなたがあなた自身でやってみて、「できない」と思ったことは無理して続ける必要はありません。
「できない」ということがわかったなら、それは失敗ではなく「身をもって気づけた」ことなのですから。
身をもって気づけたのなら、次はその選択肢を選ばなければ良いのです。
こうすることで初めて、あなたに何が向いているのか、何をすべきなのかがわかってくると思います。

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